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不倫妻からのスキンシップと、体のつながりの復活
11月に入ると、私たち夫婦の間でスキンシップや体のつながりが徐々に復活していった。
妻は夜、あるいは朝方の布団の中で積極的だった。SNSで見つけた動画を私に見せてきて「これをしたい」と要求してきたり、お風呂に誘ってきてその中で結ばれることもあった。
妻が求めてくれることが嬉しかった。私は「妻を手放したくない」という一心で、なんとか彼女を満足させようと必死だった。妻が求めているなら、それに全力で応える。それが夫婦関係を修復する一つの手段だと信じたかった。
しかし、行為の最中、どうしても頭をよぎる考えがあった。
「こんなこと、間男ともしたのだろうか?」
「間男から教わったことなのだろうか?」
男としての焦りと、泌尿器科への受診
フラッシュバックと嫉妬に苛まれながらも、私は妻の気持ちを引き留めるために必死だった。妻からは亜鉛とマカのサプリを勧められ、素直に内服した。色々、噂で聞くエビオス錠も内服した。それでも、プレッシャーや年齢、あるいは内服していた降圧剤の影響か、興奮しても完全に硬くならないような感覚があった。
調べていくうちに、2〜3年前から感じていた「朝、尿が出にくい」という症状が前立腺肥大症であり、それが男性機能の低下(血流の悪化)を招いている可能性があることに気づいた。これを改善すれば、妻をもっと満足させられるのではないか。そう考えた私は、12月8日に泌尿器科を受診した。
最初に処方されたのは「タムスロシン」という薬だった。 内服すると確かに排尿はスムーズになったが、この薬には「射精障害(逆行性射精)」という副作用があった。感覚はあるものの、外に出ず膀胱側に逆流してしまうのだ。体には無害で、後で尿とともに排出されるらしい。
体のつながりだけでは埋まらない溝
しかし、妻はこの「目に見える結果がないこと」に不満を抱いたようだった。 「いったの?いってないの?」 そんな曖昧な空気が流れ、「私ではいけないということ?」と妻に受け取られてしまうような事態になった。
関係を修復したい。妻を満足させたい。 その一心で病院にまで通ったのに、結果として妻を不満にさせ、私自身の男としての自信も削られていく。
この頃の私は、妻の優しさやスキンシップにすがりつき、「不倫」という根本的な問題から目を背け、体のつながりだけでどうにか関係を繋ぎ止めようと必死にもがいていた。
体のつながりさえあれば、心も戻ってくる。 そう信じて必死にすがっていた私の淡い期待は、この数日後、妻が持ち出してきた「ある紙」によって無惨に打ち砕かれることになる。
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