「私はいないものと考えて」妻の過去の傷と、私が変わるための”自己棚卸し”
リビングで妻のインスタ裏垢を発見し、もみ合いの修羅場となったあの日。 絶望のどん底で、私は「相手を変えることはできない。自分と妻の関係性にのみ注目する」という覚悟を決め、ザビエルさん(※宗教的な意味は無く、著者が髭をはやしており、ザビエルさんに見た目が似ているためにつけられたニックネーム)の「幸せ家族のレシピ」というメールマガジンに登録しました。
今回は、その修羅場から一夜明けた朝の会話と、私が「夫婦再構築」に向けて自分自身の内面を徹底的に解剖した日々の記録です。

「私はいないものと考えて」――すれ違っていた過去の傷
10月28日の朝。 私は意を決して、昨夜のことは全て受け入れて、再構築を進めたいことを妻に伝えました。
しかし、それに対する妻の表情は、ひどく苦しそうでした。 そして、ぽつりとこう言ったのです。
「……私はいないものと考えて」
私は戸惑い、「どう言うこと?」と聞き返しました。すると妻は、「昔、私がした対処法だから」と答えたのです。 それは、かつて私が他の女性に心惹かれかけた時、妻が自分の心を守るために「俺はいないものとして乗り切った」という過去の告白でした。
なんで勝手にそうなるのかと、一瞬感情が波立ちました。 もちろん、当時の妻の苦しい気持ちは理解できます。しかし、「なぜその時に言ってくれなかったんだ」という悔しさで胸がいっぱいになりました。 もしあの時、その気持ちを知ることができていれば、きっと説明できたはずなのです。私はただ、妻から「いらない」と言われることが怖くて逃げて、他の人へ向かうべきかと悩んでいただけだったのだと。
私たち夫婦は、実はずっと前から、お互いの不安や本音を隠したまま、すれ違っていたことに気付かされました。
夫婦関係をコントロールする
同じ日、登録したばかりの幸せ家族のレシピのメールマガジンと「夫婦関係は心が9割」というレポートが届きました。 そのレポートには、最悪な状態から円満な夫婦へ変わるための「あなたが夫婦関係をコントロールする法則」が書かれていました。
ここでいうコントロールとは、相手を心から喜ばせ、基本的に浮気や不倫されることはほぼなく、パートナーが浮気、不倫をしても、最後には戻ってくる状態ということでした。このレポートを読むのにお金がかかりませんので、ぜひお読みになってください。
レポートによると、相手に意見を押し付けたり、正しさを主張したりする行為は、パートナーにとって「敵」になってしまうといいます。 夫婦の考え方の違いを理解し、その違いを魅力的と受け止めることが大切と書かれていました。
私はこれまで、妻との価値観の違いにイライラし、自分の価値観や考えを理解させようと必死になっていました。それは相手をコントロールしようとする行為であり、妻にとって私は「敵」だったのです。
レポートにはこう書かれていました。「自分の素晴らしさに気づき、相手の素晴らしさに気づくこと」これが夫婦関係の基本だと。
自分の「棚卸し」で見えた、小さくて弱い私
10月29日。 私は今までの私を振り返ろうと思い。スマホのメモ機能を開いて「自分の棚卸し(自分はどういう人間か?)」を打ち込んでみました。 そこに浮かび上がってきたのは、認めたくないほど情けない自分の姿でした。
- 私は、不安や恐れに振り回される人間だ。
- 人の気持ちがわからない人間だ。
- 根本的には自分自身に自信がなく、大きなことをして自信を得ようとしている。
- 妻のことが大好きなのに、その気持ちが分かって欲しいあまりに、逆に意地悪をしてしまうような小さな人間だ。
- 心の奥底で「どうせ俺のことなんか好きにならないよね」と思っている。
強がっていましたが、結局のところ、私は自分に自信がないだけの小さな男でした。
私は勘違いをしていました。それは結婚がゴールだということです。今ではなぜそんな風に思っていたのだろうと感じています。結婚は夫婦始まりでしか無かったのに…
私は妻や家族を大切にしているつもりでした。しかし、心のどこかで妻が私の隣に居てくれることが当たり前だと思っていたのかも知れません。こうなる前に大切でかけがえのない存在であることに気が付くべきでした。
そこから少しずつ、私の意識が変わり始めました。 妻との価値観の違いに直面しても、イライラするのではなく「へぇー、そんなふうに考えるんだ、面白いね!」と捉えるように心がけました。これはまさに、ザビエルさんの言う「違いを受けとめる」実践でした。
この頃、私はザビエルさんのYoutubeで「浮気・不倫=悪」という図式から抜け出すことの重要さを知りました。この図式にいる限り、妻を責めて結果的に妻を間男の元へと追いやってしまうというというのです。私は到底、浮気・不倫は悪いものではない、そういう人もいるという思考になることができればと思いました。
しかし、今までの思考を変えるのは簡単ではありません。
ある時、車で30ほどのところへ買い物へ行った時、妻は後部座席に座りました。運転しながらバックミラーで見る妻の姿はスマホを見ながら表情が明るくなったり、曇ったりを繰り返してました。
私は間男と連絡をとっているのだろうと感じていました。妻に聞いても「連絡はとってない」の一点張りが続きました。
臨床心理士のカウンセリングの際に「会うことはやめて欲しい、でも連絡を取ることは受け入れる」と妻に伝えていました。連絡を取ることを否定できません。でもそのバックミラーに映る表情に私の心は一喜一憂していました。
この頃、私は間男のゲームアカウント名からXのアカウントを突き止めていました。妻の表情が曇った理由は間男が妻とのやり取りをXに上げていた頃でした。妄想かもしれません。でもどうしてもそう考えてしまっていたのです。
私はそんな自分自身を変えたい一心でザビエルさんが提供する「Love again」というワークを購入することにしました。「Love again」のワークについては次回、お伝えいたします。
すれ違いの過去を知り、矢印を「自分」へ向けた日
妻の過去の傷と長年のすれ違いに直面した、修羅場の翌日。それは絶望と同時に、「本当の意味での再構築」がスタートした日でもありました。
ザビエルさんの「3つの法則」を通じて、これまでの自分が無意識に妻をコントロールしようとし、「敵」になっていたことに気づかされます。相手を責めるのをやめ、スマホのメモに書き出した「自分の棚卸し」。そこに浮かび上がったのは、自信がなく、不安に怯える小さくて弱い自分の姿でした。
自分の情けなさを真っ直ぐに認め、妻との違いを「面白い」と受けとめようとする意識の変化。この10月末の徹底的な自己対峙が、ここからの夫婦関係を根本から変えていくための大きな一歩となりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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