【サレ夫のリアルな日記⑫】初めてのカウンセリング

カップルが手を繋いで歩いている 不倫対策

こんにちは。「夫婦再構築ブロガーよかろう」です。 妻の不倫という人生最大の危機に直面し、先の見えない暗闇の中で息苦しい日々を送っているあなたへ。このブログを通して、私のリアルな体験と、そこから得た「心の整え方」や「実践的な解決への道筋」をお伝えしていきます。

今回は、私が実際に直面した「妻と間男の影に怯えながら過ごした日」の記録と、公認心理士のカウンセリングを通して学んだ「自分と妻の課題の分離」についてお話しします。


間男と会う予定だった日に家族で過ごす地獄のような息苦しさ

10月25日。 私たちは、子ども達の歯医者と翌日の夫婦カウンセリングを目的として家族で1泊で福岡市内へ向かいました。何かが変わればと期待する一方で、何も変わらなかったらどうしようという恐怖に押しつぶされそうでした。

子ども達の歯医者の後、家族でボーリングに行きましたが、私にとっては本当にしんどい時間でした。本来なら楽しいはずのこの日は、なんと妻が間男と元々約束していた日程だったのです。 もし、間男が福岡まで来ていたら?家族の元を少し離れて会おうとしていたら? そう思うと胸が苦しくてたまりませんでした。「妻と間男のことは私の預かることではない。私は妻との関係性だけを考えよう」と決心していたはずなのに、どうしても会うのではないかと気になって仕方がありませんでした。 とうとう耐えきれず、妻に「こないよね」と聞いてしまいました。「何言ってるの?」という返答すら、不安で仕方がありませんでした。妻が靴擦れして歩きにくくなり、体を支える様に腕を組みながら歩いてくれた時も、心は晴れませんでした。

間男との繋がりを認めた妻

10月26日朝、私たち夫婦はカウンセリングを受けることになってました。子どもたちを新幹線へのせ、ばぁばに最寄り駅まで迎えにきてもらうことにしました。駅まで送る際、妻は一緒に送ろうと言ってくれましたが、私は「いいよ、待っていて」と伝えました。船の中で子どもたちに「二人にしてごめん。ありがとう」と伝えると、切なさがこみ上げてきました。娘は私たちがカウンセリングを受けることを知っています。 その後、妻から「子どもたちの切符取れた?」とLINEが入り、取れていることを知っているのになぜわざわざ?探りを入れてるのかと感じました。

もしかして近所のホテルに間男が宿泊していて、会うチャンスを狙っていたのか?

妻は遠距離不倫をしていました。しかも、不倫相手は某有名製粉会社の社員。経済的には裕福なはずです。

ホテルへ戻るタクシーの中、もし部屋に間男がいたらどうしようと葛藤しました。でも、もしいたら話したいとも思いました。どうしたいのか、妻を幸せにできるのか。私の希望は、ただ妻が笑って暮らしていけることだけです。

ホテルのエレベーターで部屋へ向かう時、心臓が破裂しそうなほどドキドキしました。心臓が音を聞きながらカードキーで部屋を開けました。

そこには妻が一人で準備している姿がありました。その後、ベッドで二人で一つのベッドに横になりHANAの動画を見て過ごしましたが、私は妻のことを近くて遠くに感じました。近づこうとすると離れ、離れていると近づいてくる感覚でした。

その後、マックで妻と話をしました。慰謝料を心配しているならそのつもりはないと伝え、「どう思っているの?」と尋ねました。「家族が1番」と妻は答えました。 「でも会いたいんだよね。連絡とってるんだよね?」という私の問いに、妻は否定せず、少し涙ぐみながら「相手にも家族があるから」といったことを言いました。妻が初めて連絡をとっていることを認めてくれ、私はなんだか少し安心したのです。

カウンセリング。私が自分自身の「べき思考」を手放し、再構築への一歩を踏み出した日

そして向かったカウンセリングで、先生から大きな気づきをもらいました。いかに私が「べき思考」に縛られていたかを思い知らされたのです。

こうあるべきという思いが強く、自分が子どもたちの父親としてこうあるべきという姿に執着していただけでなく、妻に母親としてこうあるべきという姿を求め過ぎていたんだと実感しました。私自身、女の人と二人で会うべきではない。不倫はすべきではない。そう思っていました。同時に妻は男の人に近づくべきではない。の様に感じていていた部分がありあります。また、それが妻を愛していると勘違いしていました。

再構築のため、妻が何をしても揺るがない思考と感情を手に入れるべく、私はセラピーを受けることにしました。

カウンセリングをして頂いたのは臨床心理士で公認心理士の70歳前程度の女性の方でした。膝を悪くされており足を少しひきづって歩かれておられました。

カウンセリングはまず私が1時間半のカウンセリングを受け、その後、妻とのカウンセリングを1時間半受ける合計3時間のカウンセリングでした。私たちの住む田舎ではこういったところがなく、わざわざここまでやってきました。

私のみのカウンセリングの際、カウンセラーさんにまず今後どうしたいのか?を確認されました。そして、再構築を目指していることを伝えました。カウンセラーさんに言われたことは「旦那さん、奥さんの恋愛感情は長くて2年ですから」だった。私は2ヶ月程度の今の段階でもとても長い日々だったのに…2年って。そんなの長すぎる。そう感じました。

さらにカウンセラーさんに「奥さんに不倫相手と会うなと言ってもきっと会います。恋愛状態ですから。」と言われました。その上で「夫さんはどこまでなら許せますか?」と聞かれました。会う会わない、連絡するしないは本人の行動なので、夫さんが制限しようとしても無駄だと教えられました。

私は今すぐにでも連絡を断ち、私の元へ帰ってきて欲しいと思っていました。でも、それは私の願いでしかありません。会うことを許すのか?連絡だけなら許すのか?全てを制限するのか?難しい選択でした。

アルバートエリスのABC理論

その後、カウンセリングではアルバートエリスのABC理論を教えて頂きました。

私は不倫発覚後、様々な感情に苦しみました。初めて間男とのやりとりのディスコードを目にしたとき。夫婦再構築すると決めたのに間男に連絡をとっていることが分かった時。今朝だって、間男がもしかしたら会いに来ているのでは?と思いながらホテルの扉を開けようとしてた時だってそうです。

でも、ABC理論によるとこれらの感情は出来事に対して、勝手に起こっているものではないというのです。

出来事が感情を決めるのではなく、その出来事をどう認知するかで結果としての感情が決まるのです。

図のようにAの出来事はCという結果だけでなく、DにもEにもできます。その出来事をどんな枠組みに収めるかで意味が決まります。

枠組みを変えれば、意味も変わります。私は“べき思考”という枠組みで出来事を捉える傾向があったと自身で認識しました。私はこのべき思考を捨てたいと思いました。

妻と私の夫婦カウンセリング

その後、妻と二人のカウンセリングが始まりました。

カウンセラーさんは妻がどう思っているのか?話を聞いていきました。なぜ不倫に至ったのか?夫婦関係がうまく行っていなかったことを妻は説明しました。カウンセラーさんは妻のことを一切責めず。妻の行動への理解を示し続けました。

妻はカウンセリング中に不倫を認めることはありませんでした。

しかし、妻の口からも「家族が一番」という言葉が聞けました。また、妻に記載してもらった不倫の念書に関しては、無理に書かされた念書は再構築には意味はないとカウンセラーさんに言われました。確かにその通りです。不倫の事実証拠としての意味はあるかも知れません。でも、無理強いした念書では妻が心から再構築しようと思うはずがありません。私は私の都合で物事を進めてきたことを感じました。

私は妻に、間男と連絡を取っても良いけれど、会って欲しくないという本音を伝えました。

私はなぜこんなに苦しいのか?それは妻のことを大切に思っているからこそです。大切な妻の大切にしたいことを奪ってまで、夫婦再構築を目指すのか?それって本当の夫婦なのか?本当なら会うことすら許してあげたかった。でもまだ、その勇気がありませんでした。

カウンセラーさんは「旦那さんの希望を受けて奥さんがどうするかは奥さんが決めること」と言いました。そして、「奥さんは家族が一番と言いました。人は行動を見て判断します。行動によっては家族が1番ではないということになります。奥さん良いですね?」と妻に伝えてくれました。

妻を変えることはできない。できることは自分を変えることだけです。

不倫問題の渦中にいる時、私たちはどうしても「妻の行動」や「間男の存在」をコントロールしようとして心が疲弊してしまいます。ホテルに戻る時の恐怖、スマホの通知に怯える日々。その息苦しさは、経験した者にしか分かりません。

しかし、私の経験からお伝えしたい確固たる事実があります。それは、「妻を変えることはできない。できることは自分を変えることだけ」ということです

今、あなたがすべき実践的アプローチ

もしあなたが今、配偶者の不倫に苦しんでいるなら、以下のステップを意識してみてください。

  1. 「自分の課題」と「相手の課題」を切り離す 日記の中で先生が言ったように、「会ってほしくない」と希望を伝えることはあなたの課題ですが、「その希望を受けてどう行動するか」は妻の課題です。相手の行動を縛ろうとする(念書を無理やり書かせるなど)ことは、根本的な解決にはなりません。
  2. 自分の「べき思考」を手放す「妻はこうあるべき」「家族はこうあるべき」という強いこだわりは、自分自身を苦しめます。カウンセリング等を通じて、自分の思考の癖を自覚し、柔軟な思考を手に入れることが、自分自身の心を守る盾になります。
  3. 行動で判断する 「家族が一番」という言葉は嬉しいものです。しかし、人は行動で判断されます。言葉に一喜一憂するのではなく、事実と行動を冷静に観察する「ブレない自分」を作ることが、再構築への第一歩です。

暗闇の中にいると、どうしても「相手をどうにかしたい」と焦ってしまいます。ですが、まずはあなた自身の心を整え、揺るがない自分を取り戻すことに集中してください。それが、結果的に夫婦関係の再構築へと繋がる一番の近道なのです。

ゆっくりでも前へ進めることができればと思います。最後まで読んでくださりありがとうございます。

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